前職:郵送事業会社 配達部門

転職:機械メーカー 人事総務部門

大学法学部を卒業後、郵送事業会社に就職しました。新卒の就職活動では法学部の勉強を活かして管理部門への配属を希望、期待して入社しましたが、配属は配達部門になりました。

総合職採用ですので納得して勤務を続けてきましたが、30歳を前に、もう一度管理部門系へのキャリアチェンジの可能性を知りたい。ということで相談を頂きました。

コンサルタントから見た対策ポイント

■相談内容、悩みごと

キャリアチェンジを希望する場合、現在の担当業務の経験をアピールしても、希望職種との接点はなかなか伝えられません。従って、職務経歴書に記載する内容も、経験だけではなく、会社の社員教育などで学んだ知識を盛り込む必要があるのです。

■対策、アドバイス

近年、多くの企業がコンプライアンスを重視しており、新入社員の時やその後、定期的な社員研修を通じて、知識、を身に付けています。

ただ、自分の担当業務との関わりの程度によってはそれを意識していない場合もあります。学生時代の勉強、時事情報、社内での研修を通じて得た知識を整理し、キャリアチェンジを考えた動機まで含めて伝えられるようにしました。

■■内定決定のポイント■■

準備期間1ヶ月、機械メーカーの人事部に内定しました。

最近では、働き方改革やダイバーシティーなど労働環境に関わる新しい考え方、規定を模索している会社が多くあります。また、労働法や労働基準法などから労使規定や労働賃金、残業時間、手当規定など人事業務でも法律に関わることが沢山あります。

今回の転職活動では、法律の解釈、読みこなし、理解力など自分の基礎力をアピールすることと、企業が取り組む“新たな課題業務”に焦点を合わせた結果、希望の職務にて転職することができました。