中根 正和Nakane Masakazu |
ご経歴を教えてください。大学卒業後、1997年に前職の人材紹介会社を設立しました。東海地区を中心とした10年間のコンサルタント業務経験を経て、2007年に新しい理念のもとラックを設立、代表取締役社長に就任しています。 1997年から人材紹介事業に携っていらっしゃるのですね。そうですね。1997年に人材紹介事業が規制緩和されまして、その年からです。現在は全国に数多くの人材紹介会社がありますが、そのほとんどは1997年以降に設立された会社だと思います。当時はまだ人材紹介会社の数も少なく、コンサルタントとしての経験者も少ない時代でした。そう考えますと、私の経験は業界の歴史と同じですね。 ラックを設立されたきっかけをお聞かせください。「質」にこだわった会社をつくりたい、という想いが強くなったからです。前職に10年間従事してきて、私自身の考えがそこに至ったということです。 ラックの特徴を教えてください。このホームページのラックの特徴にも掲載していますが、雇用に関して真面目に取り組んでいる企業を転職希望の方にご紹介する、ということを最優先にしています。当たり前のようにも聞こえますが、残念ながら現実として働く側の環境を整えている企業は少ないように感じます。 ラックはこの考え方を第一に、加えて各コンサルタントの専門知識や経験、実績に基づく質の高いサービスを提供できる会社である、というのが特徴です。 「雇用に真面目」という言葉が印象的です。その考えを持たれた背景はありますか。人を大切にしている会社は、やはり、定着率も高く、経営基盤も安定しています。転職先としてラックがご紹介させていただくのはそうした企業であり、これは、まず転職希望の方に安心感を抱いていただくことが大切であるという想いからです。 安心して転職相談できる印象を受けますね。ありがとうございます。 コンサルタントとして求められるスキルは何ですか。解答力だと思います。これは、経営コンサルタントやITコンサルタントなど他業界のコンサルタントも同じだと思いますが、常に客観的な立場で現状を分析し、仮説を立てクライアントを目標達成へ導くことが求められます。そのためには、コンサルタントとして培ってきた知識と経験と実績をもとにした説得力ある解決策を提示することが重要です。 最後に転職希望の方へのメッセージをお願いします。人材紹介会社に、一度は登録してみて下さい。ヒントになることは必ずあります。良いコンサルタントとの出会いがあれば、転職活動もきっと実りあるものになると思います。 |